社会人1年目『NY』の日常

日常から思うことを経験に基づきながら発信

東京で靴磨きをやる意味

おはようございます。NYです。

 

2/14バレンタインデーにギンザシックスの靴屋さんで磨きのイベントをされている富樫さんに磨きを依頼した。今回の磨きを依頼した理由は大きく3つ。プロの方の目をこの目で確かめたかったこと。磨きに対する疑問点を直接聞くこと。靴磨き選手権で上位の成績を収めた富樫さんの人物像を探ること。僕自身も磨きが大好きで、普段から抱える磨きの疑問をプロの方に直接聞けるいい機会になるのではなかろうかと胸を弾ませながら赴いた。

 

レッドウイングのベックマンを磨いていただいた。とても気さくな方で、話しやすい。ご自身から、磨きに対する質問がないかと聞いてくれ、とても質問がしやすかった。磨きに関すること、磨きに対する思いなど様々な話をして、気が付けば、1時間が経っていた。「靴の本来のよさ、表情を残しながら手入れしてます」普段磨く際は、きれいの度合いばかり気にかけていたが、別の視点から磨きを楽しめるということを教えてもらった。

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 磨きの勉強は、YouTubeの動画配信でできる。だが、磨きのイベントがあれば、プロの方を前にしての磨きを見たり質問することもできる。東京で靴磨きをやる利点の一つにそこは大きく絡んでいるのではないだろうか。国内で行われる靴磨き選手権で、全国の職人の方が銀座三越に一度に集まる。伊勢丹や阪急などで磨きのイベントを開く職人さんも少なくない。インスタなどSNSで告知が回ってくるので、予定のめどがつく。靴をその場で磨いてくださるので、自分の靴がどのように変わっていくのかを目の当たりできる。磨きに関する疑問点や磨きへの思いも併せて聞くことができる。プロの方に磨いてもらうだけで、磨きに対するモチベーションが爆増する。磨きのイベントに参加できなかった地方出身の僕としては、このようなプロの方とかかわれるイベントに参加できることはこの上なくうれしい。「プロの方との距離が近く、何でも相談できる」東京で靴磨きをやる利点の一つではなかろうか。

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